京ことば・京都弁 一覧
京ことば 517 語を、位相(どの階層のことばか)と 現代通用度(いま実際に使われるか)の2軸で引ける辞典です。 すべての語をこの1ページに載せています。
- 御所80語
- 町方324語
- 花街33語
- 現代155語
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| 御所 × 挨拶・応対 は該当なし | 御所 × 人物・呼称 は該当なし | 御所 × 状態・程度 は該当なし | 御所 × 評価・美意識 は該当なし | 御所 × 感情・心情 は該当なし | 御所 × 道・地理 は該当なし | 御所 × 自然・動植物 は該当なし | 御所 × 習俗・行事 は該当なし | 御所 × 文法・敬語 は該当なし | 御所 × 発音・音韻 は該当なし | |||||||
| 花街 × 状態・程度 は該当なし | 花街 × 評価・美意識 は該当なし | 花街 × 感情・心情 は該当なし | 花街 × 身体 は該当なし | 花街 × 道・地理 は該当なし | 花街 × 時間 は該当なし | 花街 × 自然・動植物 は該当なし | 花街 × 文法・敬語 は該当なし | 花街 × 発音・音韻 は該当なし | ||||||||
| 現代 × 自然・動植物 は該当なし | 現代 × 習俗・行事 は該当なし | 現代 × 発音・音韻 は該当なし |
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語の一覧
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あがる あがる 南北の通りを北へ行く
解説
京都の碁盤目の住所・道案内で使う。反対は「さがる」。
例文
烏丸通をもう少し上がったとこどす。
分類
意味領域:道・地理 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
出典
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さがる さがる 南北の通りを南へ行く
解説
京都の住所・道案内で使う。反対は「あがる」。
例文
寺町通を下がったところにあります。
分類
意味領域:道・地理 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
出典
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いらう いらう 触る・いじる
解説
物に手を触れる、いじる。
例文
それ大事なもんやし、いらわんといて。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方現代 時代・使用域:現代~伝統
出典
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おおきに おおきに ありがとう
解説
感謝。文脈によっては誘いを柔らかく断る返答にもなる。
例文
今日はほんま、おおきに。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
出典
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おこしやす おこしやす いらっしゃいませ・ようこそ
解説
「おいでやす」より丁寧・歓迎の気持ちを強く表すと説明されることが多い。
例文
ようこそ京都へ、おこしやす。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方現代 時代・使用域:現代(接客・伝統場面)
出典
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おいでやす おいでやす いらっしゃい・おいでください
解説
店先などの歓迎表現。資料によって「おこしやす」との待遇差の説明に幅がある。
例文
まあ、おいでやす。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方現代 時代・使用域:現代(接客・伝統場面)
出典
-
おばんざい おばんざい 日常のおそうざい
解説
京都の家庭の日常的な惣菜を指す語として定着。
例文
今晩のおばんざい、何にしよ。
分類
意味領域:食文化 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用
出典
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かんにん かんにん ごめん・勘弁して
解説
謝罪・許しを求める柔らかな表現。
例文
遅うなって、かんにんな。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方現代 時代・使用域:現代~伝統
出典
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きばる きばる 頑張る・精を出す
解説
努力する、力を入れる。
例文
今日も一日きばろか。
分類
意味領域:動作・行動 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
出典
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けったいな けったいな 変な・奇妙な
解説
不思議、妙、変わっている。
例文
けったいな話やなあ。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方現代 時代・使用域:現代~伝統
出典
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ごめんやす ごめんやす ごめんください・すみません
解説
家や店への出入り、声掛けにも使う丁寧な挨拶。
例文
ごめんやす、どなたかおいやすか。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方 時代・使用域:古風~一部現代
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じゅんさいな じゅんさいな いい加減な・どっちつかず
解説
つかみどころがない、曖昧。蓴菜のぬるりとした様子に結び付ける説明がある。
例文
じゅんさいな返事せんと、はっきり言うて。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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しょうもない しょうもない つまらない・くだらない
解説
価値がない、ばかばかしい。関西で広く使う。
例文
しょうもないこと言わんとき。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
出典
-
しんどい しんどい 疲れた・つらい
解説
肉体的・精神的につらい。関西で広く使う。
例文
今日はよう歩いて、しんどいわ。
分類
意味領域:感情・心情 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
出典
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そーろと そーろと ゆっくり・そっと
解説
静かに、ゆっくり。
例文
そーろと歩きや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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たんと たんと たくさん
解説
量が多い。
例文
たんと食べておくれやす。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:古風~一部現代
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でぼちん でぼちん おでこ・額
解説
額のくだけた呼び方。
例文
えらい立派なでぼちんやな。
分類
意味領域:身体 位相:町方現代 時代・使用域:現代~伝統
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なおす なおす 片付ける・しまう
解説
修理するではなく収納する意味でも使う。関西で広い。
例文
その本、棚になおしといて。
分類
意味領域:動作・行動 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
出典
-
ねき ねき そば・近く
解説
場所のすぐ近く。
例文
川のねきは危ないえ。
分類
意味領域:道・地理 位相:町方 時代・使用域:古風~一部現代
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はばかりさん はばかりさん ご苦労さま・お疲れさま
解説
労をねぎらう古風な挨拶。
例文
今日は、はばかりさんどした。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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はんなり はんなり 上品で明るく華やかなさま
解説
「のんびり」より、気品・明るさ・華やかさ。色柄や雰囲気に使われやすい。
例文
はんなりした色の着物やね。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:現代 時代・使用域:現代でも認知
出典
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ぶぶ ぶぶ お茶
解説
茶・番茶を親しんで言う。
例文
ぶぶでも一服しよか。
分類
意味領域:食文化 位相:町方花街 時代・使用域:伝統~現代
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ほかす ほかす 捨てる
解説
関西で広く使われる。
例文
それ、まだ使うしほかさんといて。
分類
意味領域:動作・行動 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
出典
-
ほっこり ほっこり 一仕事終えた後の疲れ・ほっとした状態
解説
全国語の「癒やされる」だけでなく、京ことばでは仕事後の疲れ・一息の含みがある。
例文
用事が済んで、ほっこりしたわ。
分類
意味領域:感情・心情 位相:町方現代 時代・使用域:現代(意味変化あり)
出典
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まったり まったり 飲食物の濃厚で穏やかな口当たり
解説
全国化して「ゆったり」の意味が強まったが、元来は味・口当たりの語として説明される。
例文
このお酒、まったりしておいしおす。
分類
意味領域:食文化 位相:町方現代 時代・使用域:現代(意味変化あり)
出典
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ややこしい ややこしい 複雑・わずらわしい
解説
事情が込み入っている。関西で広い。
例文
話がややこしなってきたな。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
出典
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あいさ あいさ・あいさに 時々・時折
異形
あいさに
解説
間を置いて、ときどき。
語義の言い換え
「あいさ・あいさに」いうたら、昔の京ことばで「時々・時折」のことや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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あいのひ あいのひ 空いた日・用事のない日
語義の言い換え
「あいのひ」いうたら、昔の京ことばで「空いた日・用事のない日」のことや。
分類
意味領域:時間 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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あいのもん あいのもん 間食・間の物
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あおぬけ あおぬけ 仰向け
解説
上向きに寝転ぶこと。
語義の言い換え
「あおぬけ」いうたら、昔の京ことばで「仰向け」のことや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
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あかん あかん・あきまへん だめ・いけない
異形
あきまへん
解説
禁止、無効、不調など幅広い。
例文
そない無理したらあかんえ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
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あかんたれ あかんたれ 意気地なし・だめな人
解説
叱り・からかいを含みやすい。
例文
怖がってばっかりやったら、あかんたれ言われるえ。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方現代 時代・使用域:現代~伝統
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あけすけ あけすけ 露骨・ありのまま
解説
遠慮なくはっきり言う様子。
例文
あの人、思ったことをあけすけに言わはるな。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:現代 時代・使用域:現代語にも残存
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あこぎ あこぎ 欲深い・強欲
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あしあらい あしあらい 催事後の慰労会
解説
仕事や催しの後の打ち上げ。
語義の言い換え
「あしあらい」いうたら、昔の京ことばで「催事後の慰労会」のことや。
分類
意味領域:習俗・行事 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
あたたこ あたたこ 暖かく
解説
「あたたこう」の縮約。
語義の言い換え
「あたたこ」いうたら、昔の京ことばで「暖かく」のことや。
分類
意味領域:発音・音韻 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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あたん あたん 仇・仕返し
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あとげつ あとげつ 先月
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あないに あないに あのように・あんなに
語義の言い換え
「あないに」いうたら、昔の京ことばで「あのように・あんなに」のことや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
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あぼす あぼす 遊ぶ
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あまり あまり 酢
解説
古い食物語。
語義の言い換え
「あまり」いうたら、昔の京ことばで「酢」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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あも あも 餅
解説
「あもさん」とも。
語義の言い換え
「あも」いうたら、昔の京ことばで「餅」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
あらへん あらへん ない
解説
存在・所有の否定。
例文
今日はもうパン、ひとつもあらへんわ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
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あん あん 拝む
解説
幼児語的に「神さんにあんする」。
語義の言い換え
「あん」いうたら、昔の京ことばで「拝む」のことや。
分類
意味領域:習俗・行事 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
あんじょう あんじょう うまく・具合よく
解説
「ちゃんと」「よろしく」の含み。
例文
そこ、あんじょう頼んます。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方現代 時代・使用域:現代~伝統
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あんする あんする 持て余す
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いーひん いーひん いない
解説
「居ない」の京都・関西形。
例文
さっきまでそこにいたけど、もういーひんえ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
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いか いか 凧
解説
「いか揚げ」。
語義の言い換え
「いか」いうたら、昔の京ことばで「凧」のことや。
分類
意味領域:習俗・行事 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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いかき いかき 竹製のざる・籠
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いかつい いかつい しっかりした・ごつい
解説
文脈で「強そう・ごつい」にも。
例文
いかつい見た目やけど、話したらやさしい人や。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
いこす いこす 火を起こす
解説
炭火などを起こす。
語義の言い換え
「いこす」いうたら、昔の京ことばで「火を起こす」のことや。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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いしなご いしなご お手玉
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いじましい いじましい 意地汚い・けちけちした
語義の言い換え
「いじましい」いうたら、昔の京ことばで「意地汚い・けちけちした」のことや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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いたおみき いたおみき 酒粕
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いちげんさん いちげんさん 初対面の客・紹介のない客
解説
花街・老舗文化の「一見さん」と関係する語。
例文
あそこは昔、いちげんさんでは入りにくい店やったそうや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方花街商家 時代・使用域:伝統~現代認知
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いちはなたつ いちはなたつ 物事を最初にする
語義の言い換え
「いちはなたつ」いうたら、昔の京ことばで「物事を最初にする」のことや。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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いちびる いちびる 調子に乗ってふざける
解説
名詞は「いちびり」。
例文
人前やからいうて、いちびったらあかんえ。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
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いちま いちま 市松人形
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いちゃもん いちゃもん 文句・難癖
解説
関西を越えて全国語化。
例文
そないないちゃもん付けんと、話を聞いて。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
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いっこも いっこも 少しも・全然
解説
否定と結びつくことが多い。
例文
昨日は忙しゅうて、いっこも休めへんかった。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
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いっしょくた いっしょくた ごちゃ混ぜ・一緒くた
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いっちょうら いっちょうら 一番よい服・晴れ着
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いはる いはる おられる
解説
「いる」+軽い尊敬の「はる」。
例文
先生やったら、奥の部屋にいはるえ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
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いぬ いぬ 帰る・去る
解説
古語「往ぬ」が残る形。
語義の言い換え
「いぬ」いうたら、昔の京ことばで「帰る・去る」のことや。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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いのく いのく 動く・少し移動する
解説
「机いのかして」。
語義の言い換え
「いのく」いうたら、昔の京ことばで「動く・少し移動する」のことや。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
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いらち いらち せっかち・落ち着きのない人
解説
短気、せわしない人にも。
例文
そない急かさんとき。ほんま、いらちやなあ。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
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うつやか うつやか 美しくしとやか
語義の言い換え
「うつやか」いうたら、昔の京ことばで「美しくしとやか」のことや。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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うまき うまき 鰻を卵焼きで巻いた料理
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うんとこさ うんとこさ たっぷり・ふんだんに
語義の言い換え
「うんとこさ」いうたら、昔の京ことばで「たっぷり・ふんだんに」のことや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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ええもん ええもん よい物・おやつ
解説
子どもへの「ええもんあるで」など。
例文
お利口にしてたら、あとでええもんあげる。
分類
意味領域:食文化 位相:町方現代 時代・使用域:現代~伝統
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えげつない えげつない ひどい・あくどい・どぎつい
解説
程度が非常に強い。
例文
あの値上がり方、ちょっとえげつないな。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
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えずく えずく 吐き気を催す
解説
現在も医療・日常語で使われる。
例文
においがきつうて、思わずえずいてしもた。
分類
意味領域:身体 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
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えてこ えてこ 猿
解説
古い俗称。
語義の言い換え
「えてこ」いうたら、昔の京ことばで「猿」のことや。
分類
意味領域:自然・動植物 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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えらしり えらしり 物知り・通
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えんばんと えんばんと あいにく・折悪しく
語義の言い換え
「えんばんと」いうたら、昔の京ことばで「あいにく・折悪しく」のことや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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おいど おいど 尻
解説
上品・婉曲な身体語。
語義の言い換え
「おいど」いうたら、昔の京ことばで「尻」のことや。
分類
意味領域:身体 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
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おいない おいない おいで・来なさい
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おきんた おきんた めだか
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おぐし おぐし 髪
解説
御所ことばにも見える美化語。
語義の言い換え
「おぐし」いうたら、昔の京ことばで「髪」のことや。
分類
意味領域:身体 位相:御所 時代・使用域:室町期~伝統
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おくどさん おくどさん かまど
解説
「お」「さん」を付けた京都らしい美化・親愛表現。
例文
昔はこのおくどさんで、ご飯を炊いてたんやて。
分類
意味領域:衣・住・道具 位相:町方現代 時代・使用域:伝統~現代認知
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おくない おくない ちょうだい・~しておくれ
解説
依頼表現。
語義の言い換え
「おくない」いうたら、昔の京ことばで「ちょうだい・~しておくれ」のことや。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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おじや おじや 雑炊
解説
御所ことば由来として現代にも定着。
例文
風邪気味やし、晩はおじやにしよか。
分類
意味領域:食文化 位相:御所現代 時代・使用域:室町期~現代
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おため おため 返礼・心づけ
解説
贈り物を受けたときの返礼。
語義の言い換え
「おため」いうたら、昔の京ことばで「返礼・心づけ」のことや。
分類
意味領域:習俗・行事 位相:町方商家 時代・使用域:伝統・古風
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おたやん おたやん おたふく・おかめ
語義の言い換え
「おたやん」いうたら、昔の京ことばで「おたふく・おかめ」のことや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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おぶ おぶ お茶・白湯・番茶
解説
「ぶぶ」と近い。
例文
まあ座って、おぶでも飲んでいき。
分類
意味領域:食文化 位相:町方花街 時代・使用域:伝統~一部現代
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おやかまっさん おやかまっさん お邪魔しました
解説
訪問先を辞する際の挨拶。「おやかましゅうございました」の縮約。
例文
長いことお邪魔して、おやかまっさんどした。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
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かなん かなん いやだ・困る・たまらない
解説
困惑や辟易。
例文
朝から雨ばっかりで、ほんまかなんわ。
分類
意味領域:感情・心情 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
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きずい きずい わがまま・気まま
解説
気随。
語義の言い換え
「きずい」いうたら、昔の京ことばで「わがまま・気まま」のことや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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きはる きはる 来られる
解説
「来る」+「はる」。
例文
もうじき、お客さんきはるえ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
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ぎょうさん ぎょうさん たくさん
解説
数量の多さ。
例文
今日は人がぎょうさん出てはるな。
分類
意味領域:状態・程度 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
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ぐじ ぐじ 甘鯛
解説
京都料理で特に重要な食材語。
例文
晩のおかずに、ぐじ焼こか。
分類
意味領域:食文化 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
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けんけんさん けんけんさん 狐
解説
子ども向け・親愛的呼称。
語義の言い換え
「けんけんさん」いうたら、昔の京ことばで「狐」のことや。
分類
意味領域:自然・動植物 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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こーとな こーとな 地味だが上品・質素で品がある
解説
中京・職人ことばの代表例。派手さより堅実で品のよい美意識。
例文
こーとな柄で、よう似合うてます。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方中京職人 時代・使用域:伝統~現代認知
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こっきり こっきり ちょうど・ぽっきり・全部
-
こつく こつく 突っつく
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ごもく ごもく ごみ
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ころっと ころっと すっかり・完全に
解説
「ころっと忘れる」。
例文
頼まれてたこと、ころっと忘れてたわ。
分類
意味領域:状態・程度 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
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こんちきちん こんちきちん 来ない
解説
祇園囃子の音を掛けた洒落言葉。
語義の言い換え
「こんちきちん」いうたら、昔の京ことばで「来ない」のことや。
分類
意味領域:習俗・行事 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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ごんぼ ごんぼ ごぼう
解説
音変化。
語義の言い換え
「ごんぼ」いうたら、昔の京ことばで「ごぼう」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
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さいら さいら さんま
-
さきら さきら 将来・先
-
さきしらず さきしらず 賀茂川などの小魚
解説
地域の川魚名。
語義の言い換え
「さきしらず」いうたら、昔の京ことばで「賀茂川などの小魚」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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さぶいぼ さぶいぼ 鳥肌
解説
寒さや嫌悪で立つ鳥肌。
例文
急に冷たい風が吹いて、さぶいぼ出た。
分類
意味領域:身体 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
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さら さら 新品・新しい物
解説
「さらぴん」とも。
例文
それ、昨日おろしたばっかりのさらやで。
分類
意味領域:状態・程度 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
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さらえる さらえる 残らず取り除く
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ざんぐり ざんぐり 柔らかくふっくらした
解説
食感などの形容。
語義の言い換え
「ざんぐり」いうたら、昔の京ことばで「柔らかくふっくらした」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
しがむ しがむ 噛みつぶす・噛みしめる
語義の言い換え
「しがむ」いうたら、昔の京ことばで「噛みつぶす・噛みしめる」のことや。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
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じじむさい じじむさい みすぼらしい・垢抜けない
語義の言い換え
「じじむさい」いうたら、昔の京ことばで「みすぼらしい・垢抜けない」のことや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
しっぽり しっぽり 物静かで上品なさま
解説
落ち着いて情緒のある様子。
例文
雨の夜は、町家でしっぽり飲むのもええな。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:現代 時代・使用域:現代語にも残存
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じねんじょう じねんじょう 山芋・自然薯
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しぶうこぶう しぶうこぶう 質素倹約して
解説
商家で月初めのニシンと昆布の献立に結びつく表現。
例文
今月もしぶうこぶう過ごしまひょ。
分類
意味領域:食文化 位相:商家 時代・使用域:伝統・商家
-
しぶちん しぶちん けちな人
-
じべた じべた 地面
-
しらむし しらむし 白おこわ
-
しるい しるい 道がぬかるんでいる
解説
雨後の地面が水っぽい。
語義の言い換え
「しるい」いうたら、昔の京ことばで「道がぬかるんでいる」のことや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
しんがり しんがり 最後・最終
-
しんきくさい しんきくさい じれったい・もどかしい
解説
手間取って苛立つ感じ。
例文
いつまでも決まらへんし、しんきくさい話やな。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
しんしょ しんしょ 資産・財産
解説
身上。
語義の言い換え
「しんしょ」いうたら、昔の京ことばで「資産・財産」のことや。
分類
意味領域:衣・住・道具 位相:町方商家 時代・使用域:伝統・古風
-
しんなり しんなり しなやか・上品
解説
柔らかく上品な様子。
語義の言い換え
「しんなり」いうたら、昔の京ことばで「しなやか・上品」のことや。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
すいな すいな 粋な・人情を心得た
解説
洗練・生粋の含み。
語義の言い換え
「すいな」いうたら、昔の京ことばで「粋な・人情を心得た」のことや。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
すか すか はずれ・期待外れ
-
すかたん すかたん 見当外れ・とんちんかん
解説
人・発言・行動に。
例文
またすかたんなこと言うて、みんな笑ろてるわ。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
すけんど すけんど 愛想のない人
-
すこい すこい ずるい・こすい
語義の言い換え
「すこい」いうたら、昔の京ことばで「ずるい・こすい」のことや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
せーだい せーだい たくさん・うんと
解説
「盛大」由来の量的強調。
語義の言い換え
「せーだい」いうたら、昔の京ことばで「たくさん・うんと」のことや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
せきもん せきもん 急ぐ用事・急な仕事
語義の言い換え
「せきもん」いうたら、昔の京ことばで「急ぐ用事・急な仕事」のことや。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
せせこましい せせこましい 狭苦しい・こせこせした
解説
空間・性格の双方。
例文
物が増えて、部屋がせせこましなってきた。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:現代 時代・使用域:現代語にも残存
-
せつろしい せつろしい 気ぜわしい
-
せわしない せわしない 忙しい・落ち着かない
解説
時間にも人にも使う。
例文
年の瀬は何やせわしないなあ。
分類
意味領域:状態・程度 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
-
せんぐり せんぐり 次々に・何度も
-
せんざい せんざい 庭先の草木・庭
解説
「前栽」。
語義の言い換え
「せんざい」いうたら、昔の京ことばで「庭先の草木・庭」のことや。
分類
意味領域:衣・住・道具 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
せんど せんど 何度も・散々
解説
地域・文脈で意味幅。
語義の言い換え
「せんど」いうたら、昔の京ことばで「何度も・散々」のことや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
ぜんない ぜんない くだらない・見苦しい
語義の言い換え
「ぜんない」いうたら、昔の京ことばで「くだらない・見苦しい」のことや。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
たいがい たいがい ほどほど・いい加減に
解説
「たいがいにしいや」。
例文
夜更かしも、たいがいにしときや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
たいたん たいたん 炊いたもの・煮物
解説
「大根のたいたん」など、煮含めた料理。
例文
晩は大根とおあげのたいたんにしよ。
分類
意味領域:食文化 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用
-
だいもんじゃ だいもんじゃ 頭でっかち
-
たしない たしない 貴重な・乏しい
解説
不足気味で大切な含み。
語義の言い換え
「たしない」いうたら、昔の京ことばで「貴重な・乏しい」のことや。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
たまで たまで まるっきり・全然
-
たらす たらす 口説く
解説
異性を口説く意。
語義の言い換え
「たらす」いうたら、昔の京ことばで「口説く」のことや。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
だんない だんない かまわない・大したことない
解説
相手を安心させる言い方。
例文
ちょっと濡れたぐらいやったら、だんないえ。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
ちゃくる ちゃくる 探す
-
ちょぼやき ちょぼやき 浮気者
解説
女性の所を転々とする男性を指すとされる。
語義の言い換え
「ちょぼやき」いうたら、昔の京ことばで「浮気者」のことや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
ちょろこい ちょろこい 簡単・たやすい・弱小な
語義の言い換え
「ちょろこい」いうたら、昔の京ことばで「簡単・たやすい・弱小な」のことや。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
ちんまり ちんまり 小さくこぢんまり
-
つかまえ つかまえ 鬼ごっこ
-
つねぎ つねぎ 普段着
-
つらくる つらくる 吊るす・吊り下げる
語義の言い換え
「つらくる」いうたら、昔の京ことばで「吊るす・吊り下げる」のことや。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
てかけ てかけ 妾
解説
歴史的身分・関係語。
語義の言い換え
「てかけ」いうたら、昔の京ことばで「妾」のことや。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方 時代・使用域:歴史語
-
てれこ てれこ 逆さま・あべこべ・互い違い
解説
順序や位置が入れ替わる。
例文
右と左、てれこになってるえ。
分類
意味領域:状態・程度 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
てんご てんご いたずら
-
でんぼ でんぼ 腫れ物・こぶ
-
てんてん てんてん 手ぬぐい
-
てんやもん てんやもん 店から取り寄せた料理・出前
解説
来客時の仕出し料理など。
語義の言い換え
「てんやもん」いうたら、昔の京ことばで「店から取り寄せた料理・出前」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
とうさん とうさん お嬢さん
解説
古い呼称。
語義の言い換え
「とうさん」いうたら、昔の京ことばで「お嬢さん」のことや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
とおから とおから 長い間・しばらく前から
語義の言い換え
「とおから」いうたら、昔の京ことばで「長い間・しばらく前から」のことや。
分類
意味領域:時間 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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~ておくれやす ておくれやす ~してください
-
どく どく その場を離れる・どく
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とこぎり とこぎり 思い切り
-
どぼづけ どぼづけ ぬか漬け
-
どん どん 鈍い人・鈍感
解説
「どんくさい」の要素にも。
語義の言い換え
「どん」いうたら、昔の京ことばで「鈍い人・鈍感」のことや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
どんつき どんつき 突き当たり
解説
道案内でよく使う。
例文
この路地のどんつきを右や。
分類
意味領域:道・地理 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
ながたん ながたん 包丁
解説
長刀に見立てた呼称。
語義の言い換え
「ながたん」いうたら、昔の京ことばで「包丁」のことや。
分類
意味領域:衣・住・道具 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
なまはんじゃく なまはんじゃく 未熟・中途半端
語義の言い換え
「なまはんじゃく」いうたら、昔の京ことばで「未熟・中途半端」のことや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
なぶる なぶる いじる・からかう
解説
物をいじる/人をからかう。
例文
その箱、大事なもん入ってるし、なぶらんといて。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
なり なり 容姿・身なり
-
なんぎ なんぎ 困ったこと・難儀
解説
困惑・苦労。
例文
電車止まってしもて、なんぎしたわ。
分類
意味領域:感情・心情 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
-
なんしか なんしか とにかく
-
なんば なんば とうもろこし
解説
南蛮由来。
語義の言い換え
「なんば」いうたら、昔の京ことばで「とうもろこし」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
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なんどり なんどり 穏やか・和やか
-
にえくりかえる にえくりかえる ぐつぐつ沸騰する
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にじくる にじくる なすりつける
-
にぬき にぬき ゆで卵
-
ぬくい ぬくい 暖かい
解説
温度が暖かい。
例文
今日は風もなくて、ぬくいなあ。
分類
意味領域:状態・程度 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
ねちこい ねちこい しつこい・粘り強い
-
ねっから ねっから もともと・初めから
-
ねぶる ねぶる なめる
-
のく のく どく・去る・動く
-
のきしのぶ のきしのぶ 切り干し大根
解説
地域的な食材名。
語義の言い換え
「のきしのぶ」いうたら、昔の京ことばで「切り干し大根」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
のけとく のけとく 残しておく
-
のぶとい のぶとい 図太い
-
はいじゃこ はいじゃこ オイカワなどの川魚
語義の言い換え
「はいじゃこ」いうたら、昔の京ことばで「オイカワなどの川魚」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
はげちょろけ はげちょろけ 色あせた様子
語義の言い換え
「はげちょろけ」いうたら、昔の京ことばで「色あせた様子」のことや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
はしり はしり 流し台/初物
解説
同形で生活道具と季節の初物を指す。
語義の言い換え
「はしり」いうたら、昔の京ことばで「流し台/初物」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
はしじか はしじか 上がり口
-
はばかり はばかり 便所・トイレ
解説
婉曲語。
語義の言い換え
「はばかり」いうたら、昔の京ことばで「便所・トイレ」のことや。
分類
意味領域:衣・住・道具 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
ばばちい ばばちい 汚い
解説
幼児語的・くだけた表現。
例文
その手ばばちいし、先に洗っといで。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
ひざぼし ひざぼし 膝頭
-
ひませ ひませ 作って日数の経った食べ物
解説
鮮度が落ちたもの。
語義の言い換え
「ひませ」いうたら、昔の京ことばで「作って日数の経った食べ物」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
ひやこい ひやこい 冷たい
-
ひろうす ひろうす がんもどき
解説
飛龍頭。京都料理でも使われる。
例文
ひろうすと菜っ葉、いっしょに炊こか。
分類
意味領域:食文化 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
-
ぶいな ぶいな おっとりした
-
ぶぶづけ ぶぶづけ お茶漬け
解説
「ぶぶ」は茶。俗に「帰宅を促す婉曲表現」と語られるが、固定的ルールではない。
例文
小腹すいたし、ぶぶづけでもさらっと食べよか。
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:現代認知
-
べた べた 牛車
-
へたる へたる 疲れる・へばる・横になる
-
べべ べべ 着物・服
解説
幼児語・女性語的にも使われた。
例文
祭りやし、きれいなべべ着せてもろた。
分類
意味領域:衣・住・道具 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
べんちゃら べんちゃら お世辞・お愛想
-
へんねし へんねし ひがむ・すねる・嫉妬する
語義の言い換え
「へんねし」いうたら、昔の京ことばで「ひがむ・すねる・嫉妬する」のことや。
分類
意味領域:感情・心情 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
ほいない ほいない 頼りない・気の毒
語義の言い換え
「ほいない」いうたら、昔の京ことばで「頼りない・気の毒」のことや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
ほたえる ほたえる じゃれ合って騒ぐ・ふざける
-
ぽち ぽち 心付け・チップ
-
ぼっかむり ぼっかむり ごきぶり/玄関先で一杯だけの客
解説
語義が複数ある古い俗語。
語義の言い換え
「ぼっかむり」いうたら、昔の京ことばで「ごきぶり/玄関先で一杯だけの客」のことや。
分類
意味領域:衣・住・道具 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
ほつける ほつける 分解する
-
ほっとく ほっとく 放置する
-
ほりもん ほりもん 刺青・彫り物
-
ほんがら ほんがら 空っぽ
-
まいまい まいまい うろうろする
-
まどす まどす 弁償する・元に戻す
解説
損害を償う意。
語義の言い換え
「まどす」いうたら、昔の京ことばで「弁償する・元に戻す」のことや。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
まむし まむし 鰻の蒲焼・鰻飯
-
まるぐち まるぐち 丸ごと
-
むさい むさい 汚らしい・むさ苦しい
-
むしやしない むしやしない 軽食・空腹しのぎ
-
みつき みつき 外観・見た目
-
もっさい もっさい 野暮ったい・安っぽい
-
やいと やいと お灸
-
やくたいな やくたいな 迷惑な・厄介な
語義の言い換え
「やくたいな」いうたら、昔の京ことばで「迷惑な・厄介な」のことや。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
やすけない やすけない 安っぽい・品がない
語義の言い換え
「やすけない」いうたら、昔の京ことばで「安っぽい・品がない」のことや。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
やつす やつす おめかしする・身なりを飾る
語義の言い換え
「やつす」いうたら、昔の京ことばで「おめかしする・身なりを飾る」のことや。
分類
意味領域:衣・住・道具 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
やとな やとな 出張の仲居/格の低い芸妓を指した歴史語
解説
現代では差別的・侮蔑的に響き得るため使用注意。
語義の言い換え
「やとな」いうたら、昔の京ことばで「出張の仲居/格の低い芸妓を指した歴史語」のことや。
分類
意味領域:習俗・行事 位相:町方花街 時代・使用域:歴史語
-
やにこい やにこい 壊れやすい・ひ弱い
語義の言い換え
「やにこい」いうたら、昔の京ことばで「壊れやすい・ひ弱い」のことや。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
ややこ ややこ 赤ん坊
解説
「ややこしい」とは別語。
語義の言い換え
「ややこ」いうたら、昔の京ことばで「赤ん坊」のことや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
やわやわ やわやわ おはぎ
-
よーけ よーけ たくさん
解説
「ようけ」。
例文
今日は野菜、よーけもろた。
分類
意味領域:状態・程度 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
よくどし よくどし 欲深い
-
よさり よさり 夜
-
よそさん よそさん よその人・他所の人
解説
京都外・家の外の人を指すことがある。
例文
祭りの日は、よそさんもぎょうさん来はる。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
よだち よだち 夕立
-
よんべ よんべ 昨夜
-
らっちもない らっちもない たわいもない・くだらない
語義の言い換え
「らっちもない」いうたら、昔の京ことばで「たわいもない・くだらない」のことや。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
りきゅう りきゅう 歯の低い日和下駄
-
わざに わざに わざわざ
-
わや わや 台無し・めちゃくちゃ
解説
「わやにする」。
例文
雨でせっかくの飾りがわやや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
あて あて 私
解説
女性が使う例が多いが、古い話者では男性例もある。
語義の言い換え
「あて」いうたら、昔の京ことばで「私」のことや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
あわさい あわさい 間・合間
-
あんばよう あんばよう 都合よく・具合よく
解説
「塩梅よく」。
語義の言い換え
「あんばよう」いうたら、昔の京ことばで「都合よく・具合よく」のことや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
あんじる あんじる 心配する
語義の言い換え
「あんじる」いうたら、昔の京ことばで「心配する」のことや。
分類
意味領域:感情・心情 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
いっといなはれ いっといなはれ 行ってきなさい
解説
丁寧さを含む命令・勧め。
語義の言い換え
「いっといなはれ」いうたら、昔の京ことばで「行ってきなさい」のことや。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
いややわ いややわ 嫌です・嫌だわ
解説
柔らかな拒否。
例文
そない急に言われても、いややわ。
分類
意味領域:感情・心情 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
-
おくたぶれさんどした おくたぶれさんどした お疲れさまでした
解説
古い労いの挨拶。
語義の言い換え
「おくたぶれさんどした」いうたら、昔の京ことばで「お疲れさまでした」のことや。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
おけんたい おけんたい 当然・当たり前
語義の言い換え
「おけんたい」いうたら、昔の京ことばで「当然・当たり前」のことや。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
おたべやす おたべやす 食べてください
-
おはようさんどす おはようさんどす おはようございます
解説
伝統的な朝の挨拶。
語義の言い換え
「おはようさんどす」いうたら、昔の京ことばで「おはようございます」のことや。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
おまっとさん おまっとさん お待ちどうさま
-
おまはん おまはん あなた
解説
親しい/目下向けの古い二人称。
語義の言い換え
「おまはん」いうたら、昔の京ことばで「あなた」のことや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
おもる おもる おごる
解説
飲食代などを負担する。
語義の言い換え
「おもる」いうたら、昔の京ことばで「おごる」のことや。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
かす かす 米を研ぐ
解説
水で米を洗う意。
語義の言い換え
「かす」いうたら、昔の京ことばで「米を研ぐ」のことや。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
かなるい かなるい たやすい・容易
語義の言い換え
「かなるい」いうたら、昔の京ことばで「たやすい・容易」のことや。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
かにここ かにここ ぎりぎり・わずかばかり
解説
京阪資料では「かにかく」由来で「とにかく・ぎりぎり」と説明。
例文
かにここ間に合うた。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方中京職人 時代・使用域:伝統・古風
-
きゃはる きゃはる 来られる
-
きゃーらへん きゃーらへん 来られない
語義の言い換え
「きゃーらへん」いうたら、昔の京ことばで「来られない」のことや。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
ぎゃんぎゃん ぎゃんぎゃん たくさん・多く
語義の言い換え
「ぎゃんぎゃん」いうたら、昔の京ことばで「たくさん・多く」のことや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
きょうび きょうび この頃・最近
解説
現在も全国的に理解される。
例文
きょうびは、この辺も人が増えたなあ。
分類
意味領域:時間 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
-
けつぎり けつぎり 思い切り
-
けなりい けなりい うらやましい
解説
羨望。お愛想・褒めとして使う説明もある。
語義の言い換え
「けなりい」いうたら、昔の京ことばで「うらやましい」のことや。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
けぶたい けぶたい 煙い
-
けんたい けんたい 当然・当たり前
語義の言い換え
「けんたい」いうたら、昔の京ことばで「当然・当たり前」のことや。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
けんと けんと 見当
-
こける こける 倒れる・転ぶ
-
こごめ こごめ かがむ
-
こさえた こさえた こしらえた・作った
-
さいなら さいなら さようなら
-
しっといやすか しっといやすか ご存じですか
解説
丁寧な問い掛け。
語義の言い換え
「しっといやすか」いうたら、昔の京ことばで「ご存じですか」のことや。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
じぶんどき じぶんどき 食事時・ご飯時
語義の言い換え
「じぶんどき」いうたら、昔の京ことばで「食事時・ご飯時」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
しみたれ しみたれ けち・粗末な
語義の言い換え
「しみたれ」いうたら、昔の京ことばで「けち・粗末な」のことや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
しもとけ しもとけ しまっておけ・片付けておけ
語義の言い換え
「しもとけ」いうたら、昔の京ことばで「しまっておけ・片付けておけ」のことや。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
しゃっちもない しゃっちもない ばからしい・しょうもない
語義の言い換え
「しゃっちもない」いうたら、昔の京ことばで「ばからしい・しょうもない」のことや。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
しゃーない しゃーない 仕方がない
-
しょっちゅう しょっちゅう いつも・頻繁に
-
そうどすえ そうどすえ そうですよ
解説
伝統的な丁寧断定。現代の日常ではかなり限定的。
語義の言い換え
「そうどすえ」いうたら、昔の京ことばで「そうですよ」のことや。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
そうやおへん そうやおへん そうではありません
解説
「おへん」は「ありません」。
語義の言い換え
「そうやおへん」いうたら、昔の京ことばで「そうではありません」のことや。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
そない そない そのように・そんなに
-
そやさかい そやさかい そうだから
-
だいじおへん だいじおへん 差し支えありません・大丈夫です
解説
古風な丁寧表現。
語義の言い換え
「だいじおへん」いうたら、昔の京ことばで「差し支えありません・大丈夫です」のことや。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
たとむ たとむ 畳む
-
できもん できもん できもの・吹き出物
語義の言い換え
「できもん」いうたら、昔の京ことばで「できもの・吹き出物」のことや。
分類
意味領域:身体 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
てずま てずま 手品
-
てんこもり てんこもり 山盛り
-
どつく どつく 殴る・強くたたく
-
とぼる とぼる 灯りがつく
-
どぶ どぶ 溝
-
なりくそわるい なりくそわるい 体裁が悪い・格好が悪い
語義の言い換え
「なりくそわるい」いうたら、昔の京ことばで「体裁が悪い・格好が悪い」のことや。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
はりあい はりあい 甲斐・張り合い
-
はりこんで はりこんで 奮発して
-
べっちゃこ べっちゃこ 最下位・びり
語義の言い換え
「べっちゃこ」いうたら、昔の京ことばで「最下位・びり」のことや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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ほんなら ほんなら それなら・では
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みょうががわるい みょうががわるい もったいない・罰当たりな感じ
解説
恩恵に対して申し訳ないという含み。
語義の言い換え
「みょうががわるい」いうたら、昔の京ことばで「もったいない・罰当たりな感じ」のことや。
分類
意味領域:感情・心情 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
もんじりかいて もんじりかいて もつれて・絡まって
語義の言い換え
「もんじりかいて」いうたら、昔の京ことばで「もつれて・絡まって」のことや。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
ゆうれん ゆうれん 幽霊
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よういわんわ よういわんわ あきれて物が言えない
解説
驚き・呆れの強い反応。
例文
また同じ失敗したん? もう、よういわんわ。
分類
意味領域:感情・心情 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
よろしおすえ よろしおすえ よいですよ
解説
古風な丁寧表現。文脈によって距離・無関心の含みと解されることも。
語義の言い換え
「よろしおすえ」いうたら、昔の京ことばで「よいですよ」のことや。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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よんのう よんのう さっぱり
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わて わて 私
解説
年配話者・芝居的表現として認知。
例文
わては先に行って待ってますわ。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
おはようおかえり おはようおかえり いってらっしゃい・早く無事に帰って
解説
「おはよう」は「早く」の意。家族を送り出す挨拶。
例文
おはようおかえりやす。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
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おきばりやす おきばりやす 頑張ってください
解説
花街でも送り出しの言葉として使う。
例文
お仕事、おきばりやす。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方花街現代 時代・使用域:伝統~現代の文化場面
出典
-
おことうさんどす おことうさんどす 年末で何かとお忙しいですね
解説
「お事多さんどす」。花街や商家の年末挨拶。
例文
おことうさんどす。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:花街商家 時代・使用域:伝統・年末
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おはなに行く おはなに行く お座敷に出る
解説
花街で芸妓・舞妓がお座敷へ出ること。
例文
今夜はおはなに行かはる。
分類
意味領域:動作・行動 位相:花街 時代・使用域:現代の花街専門語
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おとこし おとこし 着付け等を世話する男性
解説
花街の専門職名。
例文
男衆さんに着付けてもろた。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:花街 時代・使用域:現代の花街専門語
-
おばけ おばけ 節分の仮装行事
解説
芸妓・舞妓が仮装して座敷を回る花街行事。
例文
節分のおばけを見に行く。
分類
意味領域:習俗・行事 位相:花街 時代・使用域:現代の花街専門語
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おかあさん おかあさん 置屋・お茶屋の女将への呼称
解説
花街で家族的な関係性を示す呼称。
例文
おかあさんにご挨拶する。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:花街 時代・使用域:現代の花街専門語
-
おねえさん おねえさん 先輩芸妓・舞妓への呼称
解説
血縁に限らない花街内の先輩呼称。
例文
おねえさんに教えてもらう。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:花街 時代・使用域:現代の花街専門語
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お豆さん お豆さん 豆
解説
食物に「お」「さん」を重ねる親愛・美化表現。
例文
お豆さん、よう炊けてる。
分類
意味領域:食文化 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
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お芋さん お芋さん 芋
解説
食物に対する親愛・美化表現。
例文
お芋さんのたいたん。
分類
意味領域:食文化 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
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お日いさん お日いさん 太陽
解説
自然物への親愛・敬意を込めた呼称。
例文
今日はお日いさん、よう照ってる。
分類
意味領域:自然・動植物 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
天神さん 天神さん 北野天満宮
解説
社寺名に「さん」を付ける京都的呼称。
例文
天神さんへお参り行こ。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
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くろ谷さん くろ谷さん 金戒光明寺
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さんじょ さんじょ 三条
解説
語末の長母音が短くなる京都的発音例。
例文
さんじょまで行きます。
分類
意味領域:発音・音韻 位相:町方 時代・使用域:高齢層・伝統的発音
-
ごこまち ごこまち 御幸町
解説
語中・語末の音が短くなる伝統的発音例。
例文
ごこまち通を上がる。
分類
意味領域:発音・音韻 位相:町方 時代・使用域:高齢層・伝統的発音
-
ひちじょう ひちじょう・ひっちょう 七条
異形
ひっちょう
解説
「し」が「ひ」に寄る伝統的な発音。
例文
ひっちょうの駅へ行く。
分類
意味領域:発音・音韻 位相:町方 時代・使用域:高齢層中心
-
ひつこい ひつこい しつこい
解説
「し」→「ひ」の音変化例。
例文
ひつこいこと言わんとき。
分類
意味領域:発音・音韻 位相:町方 時代・使用域:高齢層・伝統的発音
-
いがむ いがむ ゆがむ
解説
「ゆ」→「い」の音変化例。
例文
ちょっといがんでるえ。
分類
意味領域:発音・音韻 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
おかい おかい お粥
解説
「ゆ」音の変化を伴う形として紹介される。
例文
朝はおかいにしよ。
分類
意味領域:発音・音韻 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
おたのもうします おたのもうします お願いします
解説
現在も花街で使われるとされる挨拶・依頼。
例文
これからも、おたのもうします。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:花街 時代・使用域:現代の花街専門語
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めっそうな めっそうな どういたしまして・とんでもない
解説
褒めや厚意を強く謙遜する返し。
例文
めっそうな、まだまだどす。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
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すんまへん すんまへん すみません・ありがとう
解説
謝罪だけでなく恐縮・感謝にも使われる。
例文
いつも世話になって、すんまへん。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
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かんがえときます かんがえときます 今回はやめておきます/断る含み
解説
字面どおり保留の場合もあるため、文脈依存の婉曲表現。
例文
その話、ちょっと考えときます。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代・文脈依存
-
うつる うつる 似合う・調和する
解説
服や色柄がその人によく合う。
例文
その色、よううつってますえ。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
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よろしゅうおあがり よろしゅうおあがり お召し上がりいただきありがとう/どうぞ召し上がれ
解説
食前・食後で説明が分かれることがあり、現在は地域・家庭差が大きい。
例文
ごちそうさん。— よろしゅうおあがり。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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うれこい うれこい うれしい
解説
「~こい」形容詞の一例。
例文
明日が楽しみで、うれこいな。
分類
意味領域:感情・心情 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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ようすする ようすする 気取る
解説
人前で格好をつける。
例文
人前やと、ようすしはるな。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
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へたばる へたばる 疲れて倒れる・座り込む
解説
「へたる」「へちゃばる」などの形も。
例文
坂道でへたばってしもた。
分類
意味領域:状態・程度 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
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ぼちぼち ぼちぼち まあまあ・そろそろ・具体的に言わない返答
解説
体調や商売の様子を曖昧に答えるなど、関西で広い。
例文
具合どない?— ぼちぼちですわ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
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おもろい おもろい・おもしろいお人 面白い/変わった人
異形
おもしろいお人
解説
褒め言葉にもなるが、文脈で「変わった人」の含みを持つ場合がある。
例文
ほんま、おもしろいお人どすな。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代・文脈依存
-
好きにしゃはったらよろしい 好きにしゃはったらよろしい 好きにしてください/私は関与しません
解説
強い許可ではなく距離を置く含みになる場合がある。
例文
そら、好きにしゃはったらよろしい。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統~現代・文脈依存
-
くこん くこん 酒
解説
御所詞。酒を直接呼ばない婉曲語。
語義の言い換え
「くこん」いうたら、昔の京ことばで「酒」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
くご くご 飯
解説
御所詞。
語義の言い換え
「くご」いうたら、昔の京ことばで「飯」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
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うちまき うちまき 米・施し米
解説
御所詞の米の呼称の一つ。
語義の言い換え
「うちまき」いうたら、昔の京ことばで「米・施し米」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
およね およね 米
解説
御所詞。
語義の言い換え
「およね」いうたら、昔の京ことばで「米」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おくま おくま 供え米
解説
御所詞。
語義の言い換え
「おくま」いうたら、昔の京ことばで「供え米」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おこわ おこわ 赤飯
解説
御所詞由来の語として現代にも定着。
語義の言い換え
「おこわ」いうたら、昔の京ことばで「赤飯」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おむすび おむすび おにぎり
解説
御所詞由来とされ、現代の一般語。
語義の言い換え
「おむすび」いうたら、昔の京ことばで「おにぎり」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所現代 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
すもじ すもじ 寿司
解説
「す」+「もじ」の文字詞。現代では古風。
例文
すもじを少し召し上がれ。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~伝統
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かちん かちん・おかちん 餅
異形
おかちん
解説
古語「かちいい」系の語と説明される。
語義の言い換え
「かちん・おかちん」いうたら、昔の京ことばで「餅」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おまん おまん 饅頭
解説
御所詞。
語義の言い換え
「おまん」いうたら、昔の京ことばで「饅頭」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
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そもじ そもじ そば/そなた
解説
文献・系統で語義が異なる文字詞。ここでは食物語として「そば」の例を採録。
語義の言い換え
「そもじ」いうたら、昔の京ことばで「そば/そなた」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
ほそもの ほそもの そうめん
解説
形状による婉曲的な呼称。
語義の言い換え
「ほそもの」いうたら、昔の京ことばで「そうめん」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おから おから 豆腐かす
解説
御所詞由来として現代にも定着。
語義の言い換え
「おから」いうたら、昔の京ことばで「豆腐かす」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
うのはな うのはな おから
解説
白い見た目からの雅称。
語義の言い換え
「うのはな」いうたら、昔の京ことばで「おから」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おかぼ おかぼ・おかぽ かぼちゃ
異形
おかぽ
解説
御所詞。
語義の言い換え
「おかぼ・おかぽ」いうたら、昔の京ことばで「かぼちゃ」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
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おしる おしる 汁物
解説
御所詞。
語義の言い換え
「おしる」いうたら、昔の京ことばで「汁物」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おまな おまな 魚一般
解説
まな板で扱うもの、という説明がある。
語義の言い換え
「おまな」いうたら、昔の京ことばで「魚一般」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おかか おかか 鰹・鰹節
解説
御所詞由来として一般語化。
語義の言い換え
「おかか」いうたら、昔の京ことばで「鰹・鰹節」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おひら おひら 鯛
解説
御所詞。
語義の言い換え
「おひら」いうたら、昔の京ことばで「鯛」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おとう おとう 便所/大便
解説
文献で語義差があるため要注意。
語義の言い換え
「おとう」いうたら、昔の京ことばで「便所/大便」のことや。
分類
意味領域:身体 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おあし おあし 銭・お金
解説
「足」があるように動く金銭の雅称としても知られる。
語義の言い換え
「おあし」いうたら、昔の京ことばで「銭・お金」のことや。
分類
意味領域:衣・住・道具 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
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おつむ おつむ 頭
解説
現代にも幼児語的に残る。
語義の言い換え
「おつむ」いうたら、昔の京ことばで「頭」のことや。
分類
意味領域:身体 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おてなし おてなし 月経
解説
歴史的な婉曲語。
語義の言い換え
「おてなし」いうたら、昔の京ことばで「月経」のことや。
分類
意味領域:身体 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おなら おなら 屁
解説
御所詞由来として一般語化。
語義の言い換え
「おなら」いうたら、昔の京ことばで「屁」のことや。
分類
意味領域:身体 位相:御所現代 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
しゃもじ しゃもじ 杓子
解説
「しゃ」+「もじ」の文字詞。現代一般語。
語義の言い換え
「しゃもじ」いうたら、昔の京ことばで「杓子」のことや。
分類
意味領域:衣・住・道具 位相:御所現代 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
ひもじ ひもじ 空腹・ひもじい
解説
文字詞。現代では形容詞「ひもじい」が一般的。
語義の言い換え
「ひもじ」いうたら、昔の京ことばで「空腹・ひもじい」のことや。
分類
意味領域:身体 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
こもじ こもじ 鯉
解説
文字詞。
語義の言い換え
「こもじ」いうたら、昔の京ことばで「鯉」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
ふもじ ふもじ 鮒
解説
文字詞。
語義の言い換え
「ふもじ」いうたら、昔の京ことばで「鮒」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
たもじ たもじ 蛸
解説
文字詞。
語義の言い換え
「たもじ」いうたら、昔の京ことばで「蛸」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
かもじ かもじ 髪・つけ毛
解説
文字詞。かつら・添え髪の語としても残る。
例文
かもじを整える。
分類
意味領域:身体 位相:御所 時代・使用域:室町期~伝統
-
おでん おでん 田楽
解説
女房詞由来の食物語として知られる。
語義の言い換え
「おでん」いうたら、昔の京ことばで「田楽」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おひや おひや 水・冷水
解説
御所ことば由来で、飲食店語として広く一般化。
例文
おひやください。
分類
意味領域:食文化 位相:御所町方現代 時代・使用域:室町期~現代
出典
-
おかず おかず 菜・副食
解説
女房詞由来として一般語化。
語義の言い換え
「おかず」いうたら、昔の京ことばで「菜・副食」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所現代 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おつくり おつくり 刺身
解説
京都・関西で現在もよく通じる。
語義の言い換え
「おつくり」いうたら、昔の京ことばで「刺身」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おなか おなか 腹
解説
女房詞由来として一般語化。
語義の言い換え
「おなか」いうたら、昔の京ことばで「腹」のことや。
分類
意味領域:身体 位相:御所現代 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おつけ おつけ 汁物
解説
味噌汁など。
語義の言い換え
「おつけ」いうたら、昔の京ことばで「汁物」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おつまみ おつまみ 漬物/つまむ食べ物
解説
女房詞の例として挙げられる。現代語では酒肴の意味が中心。
語義の言い換え
「おつまみ」いうたら、昔の京ことばで「漬物/つまむ食べ物」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おかべ おかべ 豆腐
解説
白く四角い姿を壁に見立てたと説明される。
語義の言い換え
「おかべ」いうたら、昔の京ことばで「豆腐」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
青もの 青もの 野菜
解説
女房詞の「もの」を付ける型。
語義の言い換え
「青もの」いうたら、昔の京ことばで「野菜」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
夜のもの 夜のもの 夜着・寝具
解説
「もの」を付ける婉曲語の例。
語義の言い換え
「夜のもの」いうたら、昔の京ことばで「夜着・寝具」のことや。
分類
意味領域:時間 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おひなる おひなる 起きる(尊敬)
解説
天皇など高位者の起床を表す御所詞。
語義の言い換え
「おひなる」いうたら、昔の京ことばで「起きる(尊敬)」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おしずまる おしずまる 寝る(尊敬)
解説
就寝の敬語。
語義の言い換え
「おしずまる」いうたら、昔の京ことばで「寝る(尊敬)」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おむずかる おむずかる 泣く・機嫌を悪くする
解説
高位者・幼児の不機嫌を婉曲に言う。
語義の言い換え
「おむずかる」いうたら、昔の京ことばで「泣く・機嫌を悪くする」のことや。
分類
意味領域:動作・行動 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おひろい おひろい 歩くこと
解説
御所詞の動作語。
語義の言い換え
「おひろい」いうたら、昔の京ことばで「歩くこと」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おめぐり おめぐり おかず
解説
食事の周りに添える物、という系統の呼称。
語義の言い換え
「おめぐり」いうたら、昔の京ことばで「おかず」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おむし おむし 味噌
解説
御所詞。
語義の言い換え
「おむし」いうたら、昔の京ことばで「味噌」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おみおつけ おみおつけ 味噌汁
解説
「御御御付」とも表記される一般化した語。
語義の言い換え
「おみおつけ」いうたら、昔の京ことばで「味噌汁」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おしたじ おしたじ 醤油
解説
御所詞・京ことばで醤油。
例文
おしたじ、少しだけ。
分類
意味領域:食文化 位相:御所町方 時代・使用域:室町期~伝統
-
おみあし おみあし 足
解説
高い敬意を伴う身体語。
語義の言い換え
「おみあし」いうたら、昔の京ことばで「足」のことや。
分類
意味領域:身体 位相:御所現代 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おまわり おまわり おかず
解説
御所詞。
語義の言い換え
「おまわり」いうたら、昔の京ことばで「おかず」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所町方 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おめもじ おめもじ 会う・面会
解説
「お目にかかる」の「おめ」+「もじ」と説明される。
例文
またおめもじできたらうれしおす。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~伝統
-
おこうこ おこうこ 漬物・沢庵
解説
「香の物」系の呼び名。
語義の言い換え
「おこうこ」いうたら、昔の京ことばで「漬物・沢庵」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おこうこう おこうこう 沢庵などの漬物
解説
「香香」。
語義の言い換え
「おこうこう」いうたら、昔の京ことばで「沢庵などの漬物」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おさゆ おさゆ 白湯
解説
現代でも一部で使用。
語義の言い換え
「おさゆ」いうたら、昔の京ことばで「白湯」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おこた おこた こたつ
解説
美化語として一般にも残る。
語義の言い換え
「おこた」いうたら、昔の京ことばで「こたつ」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おしまい おしまい 化粧
解説
身支度を仕上げる意味の歴史的用法。
語義の言い換え
「おしまい」いうたら、昔の京ことばで「化粧」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おしとね おしとね 敷布団
解説
寝具の敬称。
語義の言い換え
「おしとね」いうたら、昔の京ことばで「敷布団」のことや。
分類
意味領域:衣・住・道具 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おしんじょ おしんじょ 寝室
解説
御所詞。
語義の言い換え
「おしんじょ」いうたら、昔の京ことばで「寝室」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おせんす おせんす 扇・扇子
解説
御所詞。
語義の言い換え
「おせんす」いうたら、昔の京ことばで「扇・扇子」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おたから おたから 金銭
解説
御所詞の金銭呼称。
語義の言い換え
「おたから」いうたら、昔の京ことばで「金銭」のことや。
分類
意味領域:衣・住・道具 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おちょうず おちょうず 小便/手水
解説
文脈で排泄・手洗い関連の婉曲語。
語義の言い換え
「おちょうず」いうたら、昔の京ことばで「小便/手水」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おちょうずどころ おちょうずどころ 便所
解説
御所詞。
語義の言い換え
「おちょうずどころ」いうたら、昔の京ことばで「便所」のことや。
分類
意味領域:身体 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おつめとり おつめとり 爪切り
解説
身の回り品の御所詞。
語義の言い換え
「おつめとり」いうたら、昔の京ことばで「爪切り」のことや。
分類
意味領域:身体 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おとぎ おとぎ 相手をすること
解説
話し相手・付き添い。
語義の言い換え
「おとぎ」いうたら、昔の京ことばで「相手をすること」のことや。
分類
意味領域:身体 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おなかいれ おなかいれ 食事
解説
腹に入れることから。
語義の言い換え
「おなかいれ」いうたら、昔の京ことばで「食事」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おなつかし おなつかし 櫛
解説
歴史的な御所詞。
語義の言い換え
「おなつかし」いうたら、昔の京ことばで「櫛」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
およごし およごし 和え物・ごま和え
解説
食物の御所詞。
語義の言い換え
「およごし」いうたら、昔の京ことばで「和え物・ごま和え」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
およなか およなか 夜食
解説
御所詞。
語義の言い換え
「およなか」いうたら、昔の京ことばで「夜食」のことや。
分類
意味領域:時間 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おふでき おふでき 気分が悪い
解説
体調に関する婉曲表現。
語義の言い換え
「おふでき」いうたら、昔の京ことばで「気分が悪い」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おべん おべん 弁当
解説
現代の幼児語にも近い形。
語義の言い換え
「おべん」いうたら、昔の京ことばで「弁当」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おほそ おほそ 鰯
解説
御所詞。
語義の言い換え
「おほそ」いうたら、昔の京ことばで「鰯」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おむら おむら・おむらさき 鰯
異形
おむらさき
解説
色・縁起などに関わる異称。
語義の言い換え
「おむら・おむらさき」いうたら、昔の京ことばで「鰯」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おむらさき おむらさき 醤油
解説
同形で醤油を指す例もあるため文脈注意。
語義の言い換え
「おむらさき」いうたら、昔の京ことばで「醤油」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おやき おやき 焼き物料理
解説
焼いた料理一般。
語義の言い換え
「おやき」いうたら、昔の京ことばで「焼き物料理」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
おゆに おゆに 粥
解説
御所詞。
語義の言い換え
「おゆに」いうたら、昔の京ことばで「粥」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
およしよし およしよし 平癒・よい状態
解説
病気の快復などを婉曲に表す例。
語義の言い換え
「およしよし」いうたら、昔の京ことばで「平癒・よい状態」のことや。
分類
意味領域:その他 位相:御所 時代・使用域:室町期~近世(現代定着語もあり)
-
~はる はる 軽い尊敬・待遇表現
解説
「見はる」「怒らはる」。目上だけでなく家族・子ども・動物・物にも広く使われる。
例文
先生、もう来てはるえ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代でも中核
出典
-
~なはる なはる ~なさる・~される
解説
「はる」より改まった尊敬・命令形にもつながる。
例文
ゆっくり休みなはれ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
お~やす おやす 高い敬意を示す敬語・丁寧な勧め
解説
「お食べやす」「お帰りやす」。京ことばの高敬意表現。
例文
どうぞお上がりやす。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統・接客
-
~よし よし ~しなさい・~したら
解説
同格・目下への柔らかな命令・勧め。目上には不向き。
例文
これ持って帰りよし。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
~どす どす ~です
解説
京都らしさの象徴として知られるが、若年の日常会話では限定的。
例文
そうどすえ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
~おす おす ~です・ございます
解説
「よろしおす」など。伝統的な丁寧語。
例文
今日はええ日どす/よろしおす。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
~おへん おへん ~ありません
解説
「おす」の否定系として古風な丁寧語。
例文
そうやおへん。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
~へん へん ~ない
解説
動詞の否定。「行かへん」「食べへん」。
例文
今日は行かへん。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
~ひん ひん ~ない
解説
動詞によって現れる否定形。「見いひん」等。地域・世代差あり。
例文
まだ見いひんの?
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方現代 時代・使用域:現代~伝統
-
~え え ~よ・ね
解説
女性語・柔らかな終助詞として古い京ことばに目立つ。
例文
そないしたらあかんえ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
~さかい さかい ~だから・~ので
解説
理由を示す接続。関西で広い。
例文
雨やさかい、傘持ってき。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
~しとくれやす しとくれやす ~してください
解説
「~して」+「おくれやす」の丁寧依頼。
例文
また寄っとくれやす。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
~しまへん しまへん ~しません
-
~しゃはる しゃはる ~なさる・~される
解説
「しはる」の変化形として、より京らしい発音で現れる。
例文
何してしゃはるの?
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
おかちん おかちん 餅
異形
かちん
解説
御所ことば。京阪の解説では古語「搗飯(かちいい)」が「かちん」へ変化したとされる。
語義の言い換え
「おかちん」いうたら、昔の京ことばで「餅」のことや。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~伝統
-
くもじ くもじ 茎・漬物
解説
「く」+「もじ」。漬物類の呼称として記録。
例文
くもじを添える。
分類
意味領域:食文化 位相:御所 時代・使用域:室町期~伝統
-
おあげ おあげ 油揚げ
異形
おあげさん
解説
「おあげとあらめの炊いたん」など京都の食習慣で使う。
例文
おあげさん、入れとこ。
分類
意味領域:食文化 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
-
おあげさん おあげさん 油揚げ
解説
食物に「お」「さん」を付ける親愛・美化表現。
例文
おあげさんのたいたん。
分類
意味領域:食文化 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
-
いけず いけず 意地悪・意地悪な人
解説
現在も京都らしい語として認知され、冗談めかした軽い非難にも使う。
例文
そないいけず言わんと、教えてえな。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用
出典
-
あじない あじない まずい・味がよくない
解説
「まずい」より柔らかく、味が物足りない感じ。
例文
今日の煮物、ちょっとあじないな。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
あまえた あまえた 甘えん坊
解説
人、とくに子どもへの呼称。関西で広く使う。
例文
この子、家ではほんまにあまえたや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
あくち あくち 口角の炎症・口角炎
解説
口の端が切れたり荒れたりした状態。
例文
冬になると、あくち切れて痛いわ。
分類
意味領域:身体 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
あらくたい あらくたい 荒っぽい・乱暴な
解説
扱い方や人の振る舞いが粗雑なこと。
例文
そないあらくたい置き方したら割れるえ。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
あらけない あらけない 荒っぽい・手荒い
解説
物の扱いなどが乱暴なさま。
例文
あらけない扱いせんと、そっと持って。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
いきる いきる 調子に乗る・格好をつける
解説
勢い込む、得意になって振る舞う。
例文
人前やからいうて、いきらんでもええやん。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
うち うち 私
解説
女性の一人称として京都・関西でよく知られる。世代差あり。
例文
うち、今日は先に帰るわ。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用
-
うっとしい うっとしい 鬱陶しい・わずらわしい
解説
「うっとうしい」の縮約形。
例文
雨続きで、ほんまうっとしい天気やな。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
ええ ええ よい・いい
解説
基本的な肯定・評価語。京都に限らず関西で広い。
例文
その案でええと思うえ。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
えぐい えぐい 味や刺激が強い・きつい
解説
本来は味覚の強さに関わる語。現代は「ひどい」の意味にも拡大。
例文
この山菜、ちょっとえぐいな。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用
-
えずくろしい えずくろしい くどい・しつこい
解説
話し方や味などがくどく感じられる。
例文
そない何遍も言うたら、えずくろしいえ。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
あめさん あめさん 飴
解説
食べ物に「さん」を付ける京都的な親愛・美化表現。大阪の「飴ちゃん」と対比されることがある。
例文
あめさん一つ、持って帰り。
分類
意味領域:食文化 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用
-
いっせいのーで いっせいのーで いっせーのーで・掛け声
解説
複数人で同時に動くときの掛け声。
例文
いっせいのーで、持ち上げよか。
分類
意味領域:その他 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
~いで ~いで ~ないで・~せずに
解説
否定の接続形。「せんと」と近い。
例文
何も言わいで帰ってしもた。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
~いな ~いな ~よ・~ね(強調)
-
おだい おだい 大根
解説
食物に「お」を付け、音が縮まった伝統語。
例文
今日はおだい炊こか。
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
おちょくる おちょくる からかう・小馬鹿にする
解説
冗談半分から悪意のあるからかいまで幅がある。
例文
人のこと、おちょくったらあかんえ。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
おっさん おっさん 寺の住職・僧侶
解説
一般語の「中年男性」と別に、京ことばでは寺の住職を指す用法がある。
例文
お寺のおっさんに聞いてみよか。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
おっちん おっちん お座り
-
おとがい おとがい あご
解説
古くからある身体語。
例文
転んで、おとがい打たんよう気ぃつけて。
分類
意味領域:身体 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
おてしょ おてしょ 小皿・手塩皿
-
おとつい おとつい 一昨日
解説
関西で現在もよく聞く。
例文
おとつい、河原町で会うたえ。
分類
意味領域:時間 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
~かて ~かて ~でも・~であっても
解説
例示・譲歩を表す助詞。関西で広い。
例文
子どもかて分かることや。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
~かど ~かど ~の角・交差点付近
解説
通り名を組み合わせる京都の住所・道案内と関係する表現。
例文
烏丸御池のかどで待ってるわ。
分類
意味領域:道・地理 位相:町方 時代・使用域:伝統~現代
-
~がな ~がな ~じゃないか・~よ
解説
念押し、不満、気づかせる調子を添える終助詞。
例文
そこに書いてあるがな。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
~ぐち ~ぐち ~ごと・全部まとめて
-
ぐつわるい ぐつわるい 具合が悪い・都合が悪い
解説
体調・具合・都合などがよくない。
例文
今日はちょっとぐつわるいし、早よ休むわ。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
けったくそわるい けったくそわるい 腹立たしい・胸くそが悪い
解説
かなり強い不快感を表すくだけた語。
例文
あんな言われ方したら、けったくそわるいわ。
分類
意味領域:感情・心情 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
ごっつぉ ごっつぉ ごちそう
-
ごっつぉはん ごっつぉはん ごちそうさま
解説
食後の挨拶のくだけた伝統形。
例文
よういただきました。ごっつぉはん。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
ごとび ごとび 五・十の付く日
解説
毎月5・10・15・20・25・30日。集金日など商いの慣習と結び付く。
例文
今日はごとびやし、道も混みそうやな。
分類
意味領域:時間 位相:町方商家 時代・使用域:伝統~現代認知
-
こら こら これは
解説
「これは」の縮約。叱る「こら!」とは別。
例文
こら、ええ出来やな。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
こんなり こんなり このまま
-
しと しと 人
-
しっぽく しっぽく 具をのせたうどん・そばの一種
-
すぐき すぐき すぐき漬け・すぐき菜
解説
京都の代表的な漬物・野菜名。
例文
ご飯にすぐき、よう合うなあ。
分類
意味領域:食文化 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用
-
ぜんざい ぜんざい 小豆を用いた甘味
解説
京都での用法・区別には店や家庭差があるため詳細は注記推奨。
例文
寒い日は、ぜんざいがうれしいな。
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:伝統~現代
-
せんど せんど先度 先日・このあいだ
解説
既存の「せんど=散々・何度も」とは別語義として分ける価値が高い。
例文
せんどは、えらいお世話になりました。
分類
意味領域:時間 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
そや そや そうだ
解説
京都で伝統的な断定・同意。「せや」は大阪寄りとする解説もある。
例文
そや、明日は休みやった。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用
-
そやかて そやかて そうは言っても・だって
解説
反論・譲歩の接続表現。
例文
そやかて、急に言われても困るわ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用
-
そやけど そやけど そうだけれど・でも
解説
会話をやわらかく反転させる接続。
例文
そやけど、今日はやめとこか。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
そやし そやし そうだから
解説
理由を軽くつなぐ。
例文
雨降りそうや。そやし傘持ってこ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用
-
たんねる たんねる 尋ねる・訪ねる
解説
「たずねる」の音変化形。
例文
分からんかったら、近所の人にたんねてみ。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
ちゃいちゃい ちゃいちゃい お風呂
-
ちやう ちやう 違う
-
ちゃう ちゃう 違う・~ではない
解説
否定・確認にも広く使う関西語。
例文
それ、注文したんとちゃうえ。
分類
意味領域:その他 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
ちょう ちょう ちょっと
解説
京都の伝統的な「ちょっと」の縮約。東京の強調語「超」とは別。
例文
ちょう待っておくれやす。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
ちょうず ちょうず 朝の洗面・身支度
解説
手水に由来する生活語。
例文
朝のちょうず済ませてから出かけよ。
分類
意味領域:衣・住・道具 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
どべ どべ 最下位・びり
解説
「べったこ」などと同類の順位語。
例文
かけっこ、今日はどべやった。
分類
意味領域:その他 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
とぼす とぼす 灯す
解説
灯りをつける。既存「とぼる=灯る」と対で掲載しやすい。
例文
暗なってきたし、灯りとぼして。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
ほな ほな それでは・じゃあ
解説
別れ・話題転換・条件提示に使う。
例文
ほな、また明日な。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
ほんで ほんで それで
解説
話を次へつなぐ接続詞。
例文
ほんで、そのあとどないなったん?
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
ほんでから ほんでから それから
解説
出来事の順序をつなぐ。
例文
買い物して、ほんでから寺町寄ろか。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
~はかい ~はかい ~だから・~ので
異形
~はかいに
解説
「~さかい(に)」に近い古い理由表現。
例文
雨やはかいに、今日はやめとこ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
はしこい はしこい すばしっこい・頭の回転が速い
解説
身体の動きや理解の早さを褒める場合がある。
例文
あの子、はしこいし覚えるん早いわ。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
ぺけ ぺけ ×印・だめ
解説
印としてのバツ、失敗・不合格など。
例文
そこ間違いやし、ぺけ付けとこ。
分類
意味領域:評価・美意識 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
みがいる みがいる 筋肉痛になる
解説
体に身が入る、のように筋肉が痛む状態。
例文
昨日歩きすぎて、足にみがいってる。
分類
意味領域:身体 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
みかさ みかさ どら焼き
解説
菓子の呼称。地域・店による差あり。
例文
お茶うけに、みかさ一つどう?
分類
意味領域:食文化 位相:町方 時代・使用域:伝統~現代
-
ようさん ようさん たくさん
解説
「ようけ」「ぎょうさん」と並ぶ数量表現。
例文
今日はようさん買うてきたな。
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用
-
よーせーてー よーせーてー 仲間に入れて
解説
子どもの遊びなどで「寄せて」の伸長形として使う。
例文
その遊び、うちもよーせーてー。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
~よって ~よって ~だから・~ので
異形
~よってに
解説
理由表現。現在は「~さかい」「~し」などより古風。
例文
今日は休みやよって、ゆっくりしよ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
~んかった ~んかった ~なかった
解説
伝統形とは異なる比較的新しい否定過去形。京都でも広く定着。
例文
昨日はどこにも行かんかった。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
-
~へんかった ~へんかった ~なかった
解説
「~へん」の否定過去。比較的新しい形として広がった。
例文
その店、昨日は開いてへんかった。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用
-
~ねん ~ねん ~なんだ・~なのだ
解説
説明・強調の終助詞。京阪で広く使うが、伝統的京ことばとは区別したい。
例文
今日はちょっと用事あんねん。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(京阪共通)
-
~やん ~やん ~じゃない・~だよね
解説
同意要求や気づきを表す。比較的新しい京阪共通形。
例文
これ、前にも見たやん。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:現代 時代・使用域:現代でも使用(京阪共通)
-
かまへん かまへん かまわない・大丈夫
解説
許可・問題なしを表す。
例文
ここ座ってもええ?―かまへんえ。
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
あらける あらける 片付ける・場所を空ける
解説
物をどけて場所を空ける意味で使われる。
例文
机の上、ちょっとあらけといて。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
-
しばく しばく たたく・殴る
解説
強い俗語。冗談にも使うが対人では注意。
例文
冗談でも人しばいたらあかんえ。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
-
ちょちょこばる ちょちょこばる しゃがむ・小さくうずくまる
解説
体を小さくして座るような姿勢。
例文
そないちょちょこばって、何してんの。
分類
意味領域:動作・行動 位相:町方 時代・使用域:伝統・古風
-
どやさ どやさ どうだ・どうですか
解説
問い掛け・反応を求めるくだけた表現。
例文
この出来、どやさ?
分類
意味領域:挨拶・応対 位相:町方 時代・使用域:現代・関西的
-
~かぁ ~かぁ ~んだよ・~なんだ(説明)
解説
京都の会話で説明・前置きを柔らかくする終助詞として紹介される。
例文
今テレビ見ててんかぁ、懐かしい店出てたえ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用
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~け ~け ~しようか・~する?
解説
提案・勧誘に使う形として紹介され、男性使用が多いとの説明がある。
例文
そろそろ帰ろけ。
分類
意味領域:文法・敬語 位相:町方 時代・使用域:伝統~一部現代
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~おし ~おし ~しなさい・~したら
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こちょばい こちょばい くすぐったい
異形
こそばい
解説
体をくすぐられたときの感覚。
例文
そこ触らんといて、こちょばいわ。
分類
意味領域:身体 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
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ほんま ほんま 本当・本当に
解説
関西で非常によく使う。
例文
それ、ほんまなん?
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
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どない どない どう・どのように
解説
状態・方法を尋ねる関西語。
例文
具合、どないや?
分類
意味領域:その他 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
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なんぼ なんぼ いくら・どれほど
解説
価格・数量・程度を尋ねる。
例文
これ、なんぼどす?
分類
意味領域:状態・程度 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用(関西共通)
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西入る にしいる 交差点などから西へ入る
解説
京都の通り名住所で使う方向表現。
例文
四条烏丸から西入るところや。
分類
意味領域:道・地理 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用
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東入る ひがしいる 交差点などから東へ入る
解説
京都の通り名住所で使う方向表現。
例文
河原町通から東入る店どす。
分類
意味領域:道・地理 位相:町方現代 時代・使用域:現代でも使用
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置屋 おきや 芸妓・舞妓が所属し生活・稽古の基盤となる家
解説
一般の京ことばというより花街制度の基礎語。
例文
舞妓さんは置屋に所属して、日々お稽古を重ねはる。
分類
意味領域:衣・住・道具 位相:花街 時代・使用域:現代の花街で使用
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お茶屋 おちゃや 芸妓・舞妓を呼んで客をもてなす花街の店
解説
飲食店の「茶屋」とは役割が異なる。
例文
今夜はお茶屋でお座敷があるそうや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:花街 時代・使用域:現代の花街で使用
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仕込み しこみ 舞妓になる前に置屋で生活・作法を学ぶ段階
解説
花街の育成段階。
例文
仕込みの間に、京都の暮らしや作法を覚えていく。
分類
意味領域:動作・行動 位相:花街 時代・使用域:現代の花街で使用
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見習い みならい 店出し前にお茶屋などで実地に学ぶ段階
解説
仕込みの次段階として説明される。
例文
見習いの期間は、お座敷の流れを身近で学ぶ。
分類
意味領域:動作・行動 位相:花街 時代・使用域:現代の花街で使用
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店出し みせだし 舞妓として正式にデビューすること
解説
「見世出し」と表記されることもある。
例文
今日は新しい舞妓さんの店出しの日や。
分類
意味領域:動作・行動 位相:花街 時代・使用域:現代の花街で使用
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衿替え えりかえ 舞妓から芸妓になる節目
解説
装いの変化を伴う大きな転機。
例文
衿替えを迎えて、芸妓さんとして歩み始めはる。
分類
意味領域:動作・行動 位相:花街 時代・使用域:現代の花街で使用
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自前 じまえ 置屋から独立して仕事をする芸妓
解説
花街制度上の立場を表す。
例文
自前になった芸妓さんは、自分で仕事を切り盛りしはる。
分類
意味領域:その他 位相:花街 時代・使用域:現代の花街で使用
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立方 たちかた 舞を担当する芸妓
解説
地方と対になる役割。
例文
立方の芸妓さんが舞を披露しはる。
分類
意味領域:習俗・行事 位相:花街 時代・使用域:現代の花街で使用
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地方 じかた 唄や三味線など音曲を担当する芸妓
解説
一般語の「地方(ちほう)」とは読み・意味が異なる。
例文
地方さんの三味線に合わせて舞が始まる。
分類
意味領域:習俗・行事 位相:花街 時代・使用域:現代の花街で使用
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花名刺 はなめいし 芸妓・舞妓が名前を入れて配る小さな札
解説
千社札風の名刺として知られる。
例文
花名刺をいただいて、手帳に大事に挟んだ。
分類
意味領域:習俗・行事 位相:花街 時代・使用域:現代の花街で使用
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お座敷かご おざしきかご 舞妓が仕事道具を入れて持つかご
解説
花街の装い・持ち物。
例文
お座敷かごに必要なものを入れて出かけはる。
分類
意味領域:その他 位相:花街 時代・使用域:現代の花街で使用
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おこぼ おこぼ 舞妓が履く高い履物
解説
花街の装いを象徴する履物。
例文
おこぼの音が石畳に響いてる。
分類
意味領域:衣・住・道具 位相:花街 時代・使用域:現代の花街で使用
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お茶をひく おちゃをひく 仕事・客が付かず暇になる
解説
花街で避けたい縁起の悪い表現として語られる。
例文
今日はお茶ひかんよう、しっかりおきばりやす。
分類
意味領域:動作・行動 位相:花街 時代・使用域:伝統~現代認知
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おちょぼ おちょぼ 将来芸妓になる見習いの少女を指した古い呼称
解説
歴史的な花街の呼称。現代制度とは分ける。
例文
「おちょぼ」は、昔の花街で見習いの少女を指すことばや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:花街 時代・使用域:歴史語
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おひとさん おひとさん 知人・客を指す花街の呼称
解説
花街内部の古い対人語。
例文
「おひとさん」は、花街で人や客を指す古い言い方として残る。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:花街 時代・使用域:歴史~伝統
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ごけはん ごけはん 未亡人・寡婦を指す古い呼称
解説
現代では不用意に使わない方がよい。
例文
「ごけはん」は、昔の花街で寡婦を指したことばや。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:花街 時代・使用域:歴史語
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ごま ごま 落ち着かず気の変わりやすい客を指す古い隠語
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さしこみはん さしこみはん 予約なし・飛び込みの客を指す古い呼称
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さらねぶり さらねぶり 非常に倹約的な客をからかう古い隠語
解説
侮蔑的に響くため現代使用は非推奨。
例文
「さらねぶり」は、客を揶揄した昔の隠語として記録される。
分類
意味領域:人物・呼称 位相:花街 時代・使用域:歴史語
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すきやん すきやん 恋人・情人を指す古い花街語
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こうやさん こうやさん 便所を指す花街の隠語